4月講座を開催しました

4月講座は、4月18日(水)と19日(木)の2日間、法政大学市ヶ谷キャンパスの教室をお借りして実施しました。

今月は、「データ分析」「価格戦略」「ドラッグストア業界」について学びました。

 

まずは、大塚明プログラムディレクターによるオリエンテーションです。

先月の振返りと4月の講義テーマについて説明がありました。

 

1日目は、「ビジネスデータ分析とデータ活用」と題して、法政大学経営大学院教授の豊田裕貴先生にご講演いただきました。

冒頭、データ分析に求められる考え方をご共有いただきました。続いて、アンケート調査の位置付けや注意点、取得したデータの活用や取得する際の心構えについて、実際にデータ分析のプロセスをご披露いただきながら、丁寧にご解説いただきました。

【豊田 裕貴 先生】

 

2日目の1時限目と2時限目は、「プライシング」です。

学習院大学経済学部教授の上田隆穂先生にご講演いただきました。「価格を巡る時代の変遷と価格の考え方の変化」をテーマに、価格にかかわる理論を踏まえながら、実践的な値付けの方法についてもご解説いただきました。講義後半は、実際の企業事例を題材にディスカッションを行いながら、時代背景を踏まえた価格戦略について学びました。

【上田 隆穂 先生】

 

2日目の3時限目は、「ドラッグストア業界の現状と課題」について、日本チェーンドラッグ協会の宗像守事務総長にご講演いただきました。

冒頭、日本のマーケット構造や国の政策の変化に対する、医薬品流通やドラッグストアの変遷についてご説明いただきました。それを踏まえ、ドラッグストアが現在どのような取り組みを行っているのかについて、各社の事例を交えながらご紹介いただきました。SM業界の脅威となりつつあるドラッグストアの動向を学ぶことで、それぞれの強みを活かした協働の可能性についても考える機会となりました。

【宗像 守 事務総長】

 

以上で、今月の講義も終了しました。

今期も残すはあと3回の講座と海外研修となりました。

来月の講座も、法政大学市ヶ谷キャンパスでの開催となります。

(記: 瀬良)