11月14日・15日に10期11月の講義を実施いたしました。
10期生にとっては初めての法政大学での講義です。
2日間、晴天で25階の講義室からは素晴らしい景色が見れました。
11月14日

1限は大塚先生によるオリエンテーション。
このプログラムの建付けの他、
現在の小売業を取り巻く環境について、お話を頂きました。

2限は「市場変化と消費環境の読み方」をテーマにした、
(株)ジェイ・エム・アール生活総合研究所代表取締役社長 松田久一様の講義です。
従来の常識が通用しなくなっているマーケティング分野において、
「情報マーケティング」が重要であることを緻密で理論的なデータを用いてご解説頂きました。

3限は「スーパーマーケットを取り巻く業態の最新状況」をテーマにした、
(株)ダイヤモンド・リテイルメディア 編集局 編集局長の千田直哉様の講義です。
旧来の業態区分は通用しない時代に突入、業態の際が無くなり、小売業界のボーダーレス化が進行することを実際の企業の事例を基にご解説頂きました。
先の見えにくい業界情勢の中でユニークかつ先進的な経営を実践している企業例の紹介は常に業界の最前線で取材活動をされている千田先生ならではのお話でした。
11月15日

4限は「チェーンストア経営の今」をテーマにした、
法政大学矢作敏行名誉教授の講義です。
チェーンストア理論をあらためて分析し、受講生と議論をしながら
話を進めてくださいました。

5限は「米国のデジタル戦略」をテーマにした、
パナソニック株式会社インダストリースペシャリストの大島誠様による講義です。
まさに、前日にアメリカから戻られたということで、
最新の動向をうかがうことができました。
実際に、スマートフォンを使用し商品名のわからない商品の検索をしたり、
ITの進化の速さを実感できるお話でした。

6限目はまとめのオリエンテーションです。
2日間で学んだ、外部環境について、グループに分かれ議論し、
発表しました。
盛りだくさんの講義内容を整理するいい時間となりました。
来月は伊藤研修センターにて実施予定です。