好調であった年末年始商戦だったのだが・・・

年末年始商戦での売上は、好調であったようだ。特に初売りの売上高は前年比2~5割増えたと大手百貨店から発表があった。大型店では、「外出が増え、都心部の店舗を中心に売り上げが伸びた」ということなのだろう。家電量販店も高額家電が好調で、暖房機能を強化した高価格帯の販売が伸びた。帰省や旅行の需要も復調している。JR東日本は、3日の東京駅着の新幹線の一部で指定席がほぼ満席となったと発表していたし、箱根や軽井沢などで運営する星野リゾートも、大半の施設が年末年始に満室となっていた。

▼SM(スーパーマーケット)の業績は、各社の広報による発表を待つしかないのだが、正式な発表は10日から15日にかけての企業が多い。それとなくの情報では、都市部より地方が強かった。帰省など増え、人の流れが生まれた結果なのか2020年末よりも地方店舗の売上が伸びたように伝わって来る。その分、都心や首都圏、関西圏は少し苦戦だったのか。

そして、商品別の動向は、コストパフォーマンスの高い高級品や高額品が売れたとも伝えられている。各地の動向はどうであったのであろうか。

ヤオコーチラシ 12月31日号

自宅付近の店舗では、ヤオコー(埼玉県川越市 川野澄人社長)的場店が近いのだが、大晦日市「とらふぐ大放出!」を31日に展開、集客を図っていた。ヤオコーだが、12月は、売上106.4%、100.6%(既存店)、客数105.0%、99.0%( 〃 )、客単価101.3%、101.6%( 〃 )であった。

▼このヤオコー的場店の近くにベルク(埼玉県鶴ヶ島市 原島一誠社長)の的場店があるのだが、クリスマスの新聞折込チラシに特徴があった。各社同じようなクリスマス特集のチラシの中にあって、インパクトあるものだった。「酪農家さんを応援!!」キャンペーンも「牛乳たっぷり!簡単おすすめレシピ」とともの国産牛乳や乳製品を応援価格、ベルクカードポイント付与で打ち出している。12月の月次売上報告の発表を待ちたい。

▼緊急事態宣言の解除などで消費の回復傾向が続き、クリスマス商戦のケーキ販売も順調であったし、店内の混雑を避けるため福袋の多くをEC販売に移行した百貨店もある。「コロナ禍以来、最もにぎわいを感じる。懐かしい感覚だ」というコメントもあったと聞く。

ただ、ここ数日の新型コロナウィルスのオミクロン株の急激な感染増の影響を考えると、この消費を腰折れさせる恐れも出て来そうだ。更なる工夫を重ねる必要があるのかも知れない。 ただただ、影響の少ないことを祈るばかりだ。

(2022/01/08)