12期4月度講義を実施いたしました

4月17日(水)、18日(木)の二日間、4月度講義を実施いたしました。

1コマ目は、国立大学法人 滋賀大学 経済学部教授 小野 善生 氏による
「リーダーシップ論とその応用」をテーマとした講義です。

リーダーシップの基礎概念や必要性について説明していただき、リーダーには
大きく4つのタイプに分けられ状況に応じてそのタイプを使い分ける必要があ
るということを説明いただきました。
グループディスカッションも計3回行い、各グループ活発な意見交換・グループ
発表を行いました。

 

2コマ目は、第一芙蓉法律事務所 弁護士 木下 潮音 氏による「労働法」を
テーマとした講義です。
前半は「労働時間と安全管理」をメインとした講義で、36協定や管理監督者、
変形労働時間制、各ハラスメントの話をして頂きました。
後半は「採用と退職までの人材管理」をメインとした講義で、新卒・中途採用の
際のルールや内定の法的意義、労働条件について説明頂きました。
実際の事例を用いた具体的な説明で、身近な話題をわかりやすく説明頂きました。

3コマ目は、郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士 郷原 信郎 氏による
「クライシスマネジメント」をテーマとした講義です。

はじめに、コンプライアンスとは法令遵守ではなく「組織が社会の要請に応えること」で
あるということを説明頂き、この原則を理解しなければ組織や社会の変化に対応すること
が難しくなるとの説明がありました。
また、コンプライアンス問題を二つの型「ムシ型」「カビ型」に分類し、社会構造的要因で
ある「カビ型」の問題が非常に厄介であるという説明があり、大変興味深い内容でした。

今月は、講義前にコーネル大学とオンランでつなぎ、アメリカのインフレについて
動向や、今後の話しをご講義いただきました。
時差がある中、ゴメス先生、フッカー先生より大変貴重な話をうかがうことができ、
有意義な時間となりました。

来月の講義では店舗視察を行います。
残り少ないプログラムですが、最後までしっかりと取り組んで参ります。
ご登壇の先生方ありがとうございました。

事務局