1月17日(水)と18日(木)に1月講座を開催しました。
1月は、労務問題やリーダーシップなど、人に関することについて学びました。
会場は、法政大学市ヶ谷キャンパスの教室をお借りして実施しました。
まずは、大塚明プログラムディレクターによるオリエンテーションです。
2017年の流通業界におけるニュースを解説し、12月の振返りと1月の講義テーマについて紹介しました。
1日目の1時限目と2時限目は、「小売業の労務問題」です。
第一芙蓉法律事務所の木下潮音先生にご講演いただき、労務問題に関わる法律について学びました。
労働時間管理やハラスメントについて、具体的な事例も踏まえながらご解説いただき、理解を深めることができました。
3時限目は、ゲスト講演です。
「環境変化への適応としてのコンプライアンスと企業不祥事」をテーマに、 郷原総合コンプライアンス法律事務所の代表弁護士、郷原信郎先生にご講演いただきました。
コンプライアンスの基本枠組みをご紹介いただき、企業不祥事として問題となった事象を挙げながら、その本質を丁寧にご解説いただきました。
2日目の1時限目と2時限目は、「リーダーシップ論とその応用」です。
滋賀大学経済学部教授の小野善生先生にご講演いただきました。
冒頭、リーダーシップ論に関してご解説いただいたうえで、その知識を活かし、リーダーは実際にどのように行動すればよいのかについて、映像教材を用いながら学びました。
1月講座の最後は、ゲスト講演です。
「日本経営品質賞とは何か」をテーマに、 日本生産性本部経営品質協議会の事務局長代理、柳本直行先生にご講演いただきました。
経営品質の特徴についてご解説いただいた後、実践事例として経営品質活動をご紹介いただきました。
以上で、1月の講義も終了しました。
第9期もすでに中盤に差し掛かっています。
2月講座は、流通科学大学(神戸市)での開催となります。
(記: 瀬良)