10月18日、19日に、コーネル大学RMPJは、おかげさまで第10期を
開講することができました。
初日、
まずは、増井副会長より、開会のご挨拶。
続きまして、コーネル大学本学よりお越しいただきました、お二人の教授の講演。
お一人目はドレイク先生。
「消費者、文化、そして競争」ということで、
業界におけるビジネス展開の方法を再定義させるような大きな変化が
短期間で発生しやすい現代の食品小売企業は、
まさに戦場そのものである、といったことをお話くださいました。
お二人目はホークス先生。
「テクノロジー主導市場でのローカルスーパーマーケットの戦い」ということで、
ご講演いただきました。
全米各地の展開規模は小規模だが、サービス、店舗コンセプト、従業員教育等の面で
ユニークな特色を持つローカルスーパーの実例を画像つきで紹介。
実例を通して、「小さいということが強みになること」、「従業員教育が顧客満足に繋がること」、「独自性をもつことの重要性」についてお話くださいました。
最後には日本側の代表で、当協会会長でもあり、株式会社アークスの横山社長より
ご講演いただきました。
「これからのスーパーマーケット」ということで、
横山会長がスーパーマーケット業界に身を置いてから現在に至るまでの苦労話や経験談、
「売上高1兆円」企業を目指すアークスグループの将来について講演。
また、「八ヶ岳連邦経営」の理念のもと、独自のM&A(Mind&Agreement)戦略の推進についても熱く語って頂きました。
2日目は、事務局によるオリエンテーションからスタート。
10か月にわたるプログラムを受講するにあったって、
基本的な考え方、取り組み方を説明。
その後、ドレイク先生より、コーネル大学本学についてのお話をしていただきました。
また、2日目の半分の時間は、ディスカッションを中心とした内容でした。
受講生より、様々な質問をコーネル大学の両教授に投げかけ、
それをきっかけとした双方向の議論が活発に行われました。
初回ということで10期生はとても緊張した様子でした。
これから10か月、よろしくお願いいたします。
事務局 鈴木