12月の講義は、新横浜にある「伊藤研修センター」にて実施いたしました。
12月11日。とても穏やかな天気で、日中はコートがいらないほど。
受講生の中には「出発する時は、マイナスだったのに、新横浜は暑いくらいだ」と話す人も。
そんな中、今月もスタートいたしました。
1コマ目には、
センター長高木様より、イトーヨーカドーの歴史をご説明いただき、
その後史料室、施設設備をご案内いただきました。史料室には、当時の創業者の思いや、
現在に至るまでの遍歴に関する史料が数多く展示されており、大変貴重な体験をさせていただきました。
2コマ目は、
「企業の発展とマネジメント」をテーマとし、コーネル大学RMPジャパン主席講師の伊藤裕久先生よりご講義いただきました。企業における「社是」の在り方、重要性ほか、企業が永続的な発展をするための原動力について、経営哲学を交えご説明いただきました。
3コマ目、および翌日の1、2コマ目は、
「経営戦略」をテーマとし、公益財団法人流通経済研究所理事・名誉会長上原征彦先生にご講義いただきました。経営戦略の理論や、変革期にある流通業界の課題等について受講生との問答を交えながらご説明いただきました。
また、変曲点の時代において「今後スーパーマーケットはどう変わらなければならないか」という題材のもとグループディスカッションを行い、各グループで活発な意見交換がなされていました。
最終講義は、
「セブン&アイ・ホールディングスのSDGsの取り組み」をテーマとし、執行役員コーポレートコミュニケーション本部サステナビリティ推進部シニアオフィサー釣流まゆみ様よりご講演いただきました。昨今においては新聞等々で見ない日はない「SDGs」について、自社における推進体制と課題解決へ向けた事業活動を実施するための目標の在り方についてご説明をいただきました。
来月は法政大学での講義です。
年末年始、お忙しいこととは思いますが、くれぐれもお体ご自愛ください。
本年もありがとうございました。