情報発信基地、本日始動です。

 コロナ禍で考える時間が増えた。コーネル大学RMPジャパン 第12期の開催を遠隔操作による授業で開催できなかった事への焦りにも似た気持ちもあった。

ただ、これまでのカリキュラムは、「受講者が集まる」ことを前提にしたカリキュラムなので、単純に遠隔授業に置き換えることで解決するものではないと結論付けた。

▼コーネル大学RMPジャパンの受講生は、経営(層)と次のステージが経営層の人達が参加しているので、経営学の範囲を網羅する必要がある。ただ、経営学とは経営者が学ぶべき集合体の事で、あまりの幅広さゆえに学問として存在しないという意見もある程である。経営戦略論、経営学史なども経営学のほんの一部に過ぎないという事になる。そこで、これまでのカリキュラムは、①経営戦略、②マーケティング、③アカウンティング、④ファイナンス、⑤人・組織(リーダーシップ論)、⑥オペレーション戦略を柱に、米国小売業の情勢を含めた業界を取巻く環境、統計や情報技術を展開して来た。

▼カリキュラム的には、最低限必要な基礎を先ず学んで頂いた。ただし、経営(学)は、知識よりも、経営センスを身につけ、考える力をつける事が重要と考える。そこで、重視して来たのは、受講者が集まる「場」だった。この「場」での出題テーマに関するディスカッション、アフタースクールでのコミュニケーションを通して、企業の課題を解決するには、小売業という産業、企業、事業、部門、仕事、メンバー、市場といった様々な環境要素を考慮して、条件にあった解答を出す力を育成することを最大の目的として来たのだ。

▼緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が、ひとまず全面解除されたが、コロナ禍で変化した人々の価値観や行動は、全部は元に戻らないだろう。また、将来、起きると予測した事項が、既に現実のものになり始めている。SM業界に求められるスキルも大きく変わるはずだ。

コーネル大学RMPジャパンのカリキュラムの内容、授業方法も変えなくてはならないと考えている。変化への実験も含めて様々な情報を発信して行きたい。是非、共有して頂きたい。(2021・10・18)