店舗見学に推した注目店は・・・②

オーケーの出店戦略だが、米国のトレーダージョーズのそれに似ている。トレーダージョーズは、扱いアイテムの絶対数が少なくPB商品が多いので、店舗サイズは如何様にも調整が可能になる。従って、居ぬき物件などを上手く活用し、出店地に合わせた売場づくりが可能になるのだ。商品管理コストも抑えられる。オーケーも、ローコストでの運営が可能になるような体制が戦略面でも出来ているのだ。東京・銀座エリアに合った商売が展開できている。

▼昨日の続きになるが、SMTS・DTS2024に来場時に店舗見学をするならの前提でガイドした店舗を綴っておきたい。「オーケー銀座店」と一緒に見ておきたいのが、「ライフ勝どきミッド店」だ。ライフコーポレーションの都心店の新たなスタイルを示すもの。タワマン内に2フロアで出店の240坪の小規模な売場だが、有機野菜、丸魚までを並べ、惣菜もインとアウトを組み合わせた充実の品揃え。自然派PBの「ビオラル」もコーナー化、近隣レジャー施設での利用を図るバーベキューなどの特徴あるコーナーを展開している。特に2階のワイン、クラフトビールの売場は空間をうまく使った目を引く展開で要注目だ。

▼ライフコーポレーション関連で「ビオラル有明ガーデン店」は、昨年6月開店の全国で7番目となるナチュラルスーパーマーケットだ。大型カフェを初導入し、ビオラルで販売している食材を使ったメニューを通し、ビオラルの世界観を更に一歩推し進めている。既に見学済みではあろうが、「ライフセントラルスクエア恵比寿ガーデンプレイス店」も活魚水槽の導入やこの店ならではのラインアップを再確認しておきたい。

▼そして、昨年6月にイトーヨーカ堂の食品館から業態転換した「ヨークフーズwithザ・ガーデン自由が丘新宿富久店」を加えておきたい。同じグループのシェルガーデンとの協業モデルの3号店として刷新したもの。即食のデリカ、デザート、菓子、酒などの拡充を図った。シェルガーデンバイヤーが紹介するスイーツや、ヨーカ堂惣菜部の新商品「海鮮丼」シリーズなど、デパ地下レベルのこだわり商品が見どころだ。

2024/02/19