すっかり遅れておりました・・・

毎月末、遅くても翌月の頭に報告していた小売業動向をアップし忘れていた。1月だが、暖冬の影響が業態や企業間で差があるが全体としては改善している。月前半の寒波到来による気温低下時には冬物商品、気温の高い中旬以降は春物商品が好調とプロパー品を中心に動いた。初売りは概ね順調、インバウンド需要は12 月に比べ減少したが、季節要因や春節休暇の期ずれ影響を考慮すると高水準といえる。食品は値上げが2巡目に突入しているが、各業態とも順調、2極化傾向も変わっていない。

▼百貨店の高額消費は引き続き好調で、化粧品の改善も続いている。季節商品は暖冬影響の度合い、冬物と春物の商品構成の差異などにより差が生じたが、全体としては好調が継続している。GMSは衣料品、住居関連、テナントを中心に小幅改善した。GMS、SMとも食品は良好、一品単価の上昇は鈍化傾向にあるが値上げ効果は続いている。節約志向がやや強まり、PB商品やEDLP型の商品が伸びている。ハレの日のご馳走需要も好調であった。

▼CVSは、既存店の伸びが小幅減速しているが、コロナ影響がない20 年1 月比でみた回復基調は変わっていない。セブン-イレブンが小幅マイナスとなった。ドラッグストアの既存店は物販が12月から改善、調剤は風邪の流行等で処方箋枚数が伸びた。食品も値上げ等が寄与し、インバウンド需要も引き続き寄与している。外食も、底堅い推移となった。ただ、前年同月比のプラス幅は若干縮小している。コロナ前比でみれば、好調な企業が多く、外食需要は強いといえるようだ。

▼数値の羅列になるが、SM業界、1月の主な企業各社の業績は次の通りである。

◎アークス:既存店3.8%(客数1.0%・客単価2.7%)、全店4.4% ◎アクシアルリテイリング:既存店3.8%(客数4.0%・客単価▲0.3%)、全店5.5% ◎いなげや:既存店8.9%(客数6.5%・客単価2.3%)、全店10.0% ◎オークワ:既存店▲0.3%(客数▲1.9%・客単価1.6%)、全店▲1.4% ◎関西フードマーケット:既存店1.9%、全店1.0% ・関西スーパー:既存店▲1.6%、全店▲2.6% ◎ダイイチ:既存店2.1%、全店6.4% ◎バローHD:既存店3.4%(客数0.1%・客単価3.4%)、全店4.7% ◎ハローズ:既存店4.8%(客数3.0%・客単価1.8%)、全店10.0% ◎ベルク:既存店6.8%(客数1.8%・客単価4.9%)、全店10.8% ◎マックスバリュ東海:既存店1.7%(客数0.1%・客単価1.6%)、全店3.3% ◎マックスバリュ西日本:既存店1.0%(客数▲0.8%・客単価1.8%)、全店0.9% ◎ヤオコー:既存店6.7%(客数3.9%・客単価2.6%)、全店8.6% ◎ヤマザワ:既存店▲6.3%(客数▲0.1%・客単価▲5.8%)、全店▲2.6% ◎ユニバース:既存店5.2%、全店 7.6% ◎U.S.M.H:既存店▲1.3%、全店▲0.7% ・マルエツ:既存店3.3%(客数3.0%・客単価0.3%)、全店3.8% ・カスミ:既存店▲7.5%、全店▲6.6% ・マックスバリュ関東:既存店1.8%、全店1.8% ◎ヨークベニマル:既存店0.7%(客数▲1.2%・客単価1.9%)、全店2.4% ◎ライフコーポレーション:既存店2.3%(客数 0.9%・客単価1.3%)、全店4.2% ◎リテールパートナーズ:既存店2.6%(客数▲0.3%・客単価2.9%)、全店6.1%

2024/03/08