『Diamond Chain Store』誌((株)ダイヤモンド・リテイルメディア)が実施している「STORE OF THE YEAR」の2024年度の発表が3月8日にあった。人々が日常生活を取り戻し、店舗間競争の激化や建築費をはじめとした各種コスト増、EC化など、店舗開発において逆風となる要素が山積している中で、消費者の心をつかむ店づくりを実践、視察に訪れたい「今、行くべき」店というタイトルで、15日発行の紙面で特集が組まれる。
▼選考基準は、23年中に開業・リニューアルした店舗、商業集積、専門店の中で、インパクトが高く、今後の店舗開発に影響を与える斬新なコンセプトを持つものを雑誌編集部が候補に挙げ、雑誌の定期購読者、小売企業広報、有識者、小売業関係者からの投票を受けて、総合順位を決定するもの。自社ならではの強みを発揮し、品揃えや価格、店づくりによって、外にはない買物体験を提供し、来店動機を創出できるものを選出することになる。
▼今回、1位に輝いたのは、オーケーの「オーケー銀座店」だ。東京の高級店街の“一等地”に開店し、「地域一番の安値」の価格政策を変わらず実践したことから話題となった店舗だ。 この店、「銀座店限定」商品も多く投入し、店舗周辺の飲食店のニーズやインバウンドへの対応強化が特徴だ。高品質・Everyday Low Price」を追求する姿勢や、新たに挑戦した商品や売場づくりが、業界に大きなインパクト与えたようだ。
▼2位は、ベルクの「クルベ江木店」。生産性、収益性の高いベルクのディスカウント型新フォーマットの1号店でさまざまな試みに挑戦。買物の楽しさも提供するディスカウント型フォーマットに評価が集まった様子。僅差での3位、ライフコーポレーションの「セントラルスクエアららぽーと門真店」とある。広域商圏からの集客に挑戦し、ライブ感と非日常的な楽しさを演出する店づくり、そして商品開発で多くの票を得たとのコメントがあった。
外に「万代紀伊川辺店」(4位)、「原信燕店」(6位)や「ヤオコートナリエ宇都宮店」(8位)、「サミットストア川口青木店」(9位)などの店舗名が上っているが、詳細は15日の雑誌発行日を楽しみにしたい。
2024/03/12
