「全国スーパーマーケット協会」など三協会主催の「スーパーマーケット統計調査」2月実績速報値の発表があった。「日本生活協同組合連合会・全国主要地域生協」の供給高速報値の発表も行われた。閏年の恩恵、内食需要の高止まりも追い風に好調な販売動向となった。記録的な暖冬で降雪量もかなり少ない一方で急に冷え込む日もあり、品揃えやメニュー提案に苦心したとの声も聞く。生鮮相場を中心に価格が安定し、販売数量に増加傾向がみられた。
▼節分は土曜日となり、恵方巻の販売は概ね好調に推移するも、立地や規模により実績差がみられた。生鮮相場の落ち着きにより、青果や水産では販売数量が堅調に推移した。節約志向による内食需要の高止まりも背景に、日配や一般食品カテゴリーにおいても堅調な動向となった。一品単価の上昇と販売数量減の流れに反転の兆しも見られ始めており、各社では販売数量回復に向けた来客数確保の動きが激しくなると予想される。
▼結果、パネル270社の売上は9690億円(前年同月比5.7%増)、既存店前年比も5.0%増と好調を維持した。食品合計で6.0%増(既存店5.2%増)、生鮮3部門でも5.2%増(同4.5%増)、惣菜6.5%増(同5.4%増)、日配6.8%増(同6.0%増)、一般食品6.2%増(同5.5%増)と好調であった。生鮮の3部門も青果5.6%増(同5.0%増)・水産6.4%増(同5.4%増)・畜産4.0%増(同3.1%増)であり、畜産も前年に比べ相場に落ち着きがみられはじめ、閏年の恩恵もあって昨年をクリアできた。日生協(生協数66組合)は2471億円(同2.7%増)であった。
▼同時に「景気動向調査」も発表されるが、2月の中核店舗における景気判断Diffusion Index(DI)の「現状」は、51.0(前月から+2.1)となり、好不調判断の分かれ目である 50 を上回った。「先行き」は47.9(同+0.7)と小幅だが改善した。閏年の恩恵もあり、売上高DI、収益DI共に前月より大幅に上昇した。生鮮品仕入原価DIと食品仕入原価DIは前月と同様の高水準を維持したままだ。客単価DIは前月水準を維持、来客数DIは前月より上昇し、20年3月以来のプラス圏となった。
2024/03/22
