スタバの「ティー特化店」は、何故・・・

スターバックス コーヒー ジャパンは、20年から24年にかけて全国14カ所に「スターバックス ティー&カフェ」をオープンしている。オリジナルのブレンドティー、紅茶、抹茶、ほうじ茶などのティーをベースにした約20種類の限定ドリンクをメインに展開する店舗なのだが、都心部の限られた場所でのオープンなので、体験した人も少ないと思う。埼玉県内では、「越谷レイクタウンkaze2階カフェプラザ店」がそれで、此処しか未だない。

▼スターバックスはなぜ今、ティー特化店に力を入れるのか興味をもって見て来たのだが、今後も「ティー特化店」を拡大していくという。たまたまSNSに解説のような記事があったのでピックアップしてみると、「ティー」に関してスターバックスが培ってきた実績への自信と、今後の可能性への期待をもって、試験的な段階を経て、23年から出店の加速フェーズに入っているとあった。

▼スターバックスにとってティーは、真新しい商品ではないとある。米国シアトルの1号店は、「Starbucks Coffee, Tea and Spices」としてコーヒー、ティー、スパイスを扱う量り売り店として創業したとあり、カフェ業態に転換後も、ティー商品は常にメニューにあったという。こうした中にあって、独自の茶文化が根付く日本で、ティーをベースにしたオリジナル商品を開発して来ている。そういえば「抹茶クリームフラペチーノ」や「ほうじ茶ティーラテ」を試飲したことがある。

▼SNSでは、スターバックスのミッションの「この一杯から広がる、心かよわせる瞬間、それぞれのコミュニティとともに─ 人と人とのつながりが生みだす無限の可能性を信じ、育みます」にある、この「体験」をティーでも生み出そうというのが、このティー特化店になるという。「ティー特化店ならではの体験」は、商品、パートナー(従業員)のホスピタリティー、空間の3つが鍵になると表現していた。注目して次の情報を待ちたい。

2024/06/17