Walmartの閉鎖と新出コンセプトと・・・

Walmartは、第1四半期中(2月~4月期)にスーパーセンター1店舗、ディスカウントストア3店舗、ネイバーフッドマーケット2店舗の閉鎖をしている。第2四半期も不採算店であることを理由に閉鎖を続けている。いまのところスーパーセンター1店舗、ディスカウントストア1店舗、ネイバーフッドマーケット3店舗となる。半期で11店舗の閉鎖になる。今年、1月に向こう5年間で150店の開店を発表しているがこの動きは気になる。

▼そのWalmartだが、先月、ネットスーパーに最適化した店舗をオープンした。新たなネイバーフッドマーケットになるが、店舗面積が話題という。1998年から始動したネイバーフッドマーケットは、平均42,000平方フィート(約1,180坪)となっているが、今回オープンのサンタ・ローザ・ビーチ店は57,000平方フィート(約1,600坪)あり、400坪以上も広くなっているとある。

▼店舗面積拡大のネイバーフッドマーケットだが、デリやベーカリー、金融サービスなど品目数やサービスを増やしただけでなく、ネットスーパーに対応してピックアップ用となる一時保管場所を広く確保し、売り場の通路も広くとっているという。視察したコンサルタントの報告では、信じられないほどピッカーが増えていたとある。増員したピッカーが買い物客の邪魔にならないように、店舗面積を広げてネットスーパー向けに最適化を図っているのだろう。

▼閉鎖といえばスーパーセンターに併設していたプライマリー・ケア・クリニックで診療所の「Walmart Health」をすべて閉鎖することを5月に発表している。低所得者層に向けたこのサービスだが1年前、75ヶ所まで増やすと発表し、アーカンソー州など5州に51ヶ所で展開しており、地元医療機関の医師や歯科医、診療看護師、医療技師などが常駐し、健康診断や日常的な疾患や軽度の怪我の初期診療や予防接種、眼科検診までを行っていたのだが、残念な動きでもある。

2024/06/26