今年のコーネル大学RMPジャパンの研修旅行の帰り便は、JAL005便であった。今年の1月24日からJAL国際線に運航開始した「A350-1000」の機材が使われているニュースを知らされており楽しみであった。19年に国内線デビューした「A350-900」より全長が約7m長い73.8mの大型仕様機である。JALは、これまで国際線にボーイング社の機体を採用してきたが、初めてのエアバス社の機材になる。
▼ボーイング777-300ERとエアバスA350-1000の全長はほぼ同じだが、細かな機体仕様には違いがある。ドアの枚数は5枚から4枚に減り、座席横配置に制限はあるものの、前後幅で従来機よりも工夫され、全てのシートで広々とした空間を目指したという。18年から、A350国際線仕様のプロジェクトがスタートし、顧客ニーズの把握、トレンドや市場動向など、多角的な視点から構築された客室仕様との事だ。
▼コンテンツの拡張が凄い。ライブTVの導入、機外カメラや文字ニュース、電子書籍が増量され、雑誌や外国語のコンテンツも多い。恐竜が表示されるキッズマップ機能などもあった。機内サービスのタイムライン表示、視聴履歴や関連作品のレコメンド機能。スマホのJALアプリから、機内で視聴したいコンテンツを搭乗前にブックマークしておくことも可能とある。対応言語数15言語、4Kディスプレイにヘッドレストに高品質スピーカーを導入と楽しめた。読書灯の照度が少し低く文字が見づらかったこと以外、文句なく楽しめた。
▼2013年にJALは、A350-900型とA350-1000型を発注した。19年に国内線での運航が開始されている。ボーイング777の後継機という位置づけで導入された。さらに24年3月にはA350型機21機の追加発注をJALは行っている。合計で50機近くの発注になる。一方、ANAは中・大型主力機の後継機種としてボーイング787シリーズとボーイング777Xを選択してボーイング社機材に統一する方向を取っており、今時点でA350シリーズの発注はない。
2024/07/24
