『知的戦闘力を高める 独学技法』一読を・・・

「知識戦闘力」という言葉を使ったら、「山口 周氏の著書ですね」という連絡をもらった。2017年にダイヤモンド社から刊行された『知的戦闘力を高める 独学技法』が勉強法の名著であるという。そういえばこの本に、「武器になる教養書」と題して99冊の推薦図書が紹介されており、知の武器に教養を高めることが戦闘力を高めるとあり、ノートに転記したことを思い出した。歴史、経済学から宗教や自然科学までのジャンルからの提案であった。

▼本棚に無く、Amazonで検索をしたら、今年8月に日経ビジネス文庫として刊行、既に5刷になり、9月上旬には、アマゾンランキングの経営戦略部門で1位となっていた。コーネル大学RMPジャパンのプログラムは、独学ではないが、個々人の効率的な学びを考えた時に一読することをお薦めする。99冊のラインアップだけでも見ておきたい。ここにある『働かないアリに意義がある』進化生物学者 長谷川英祐著を一気に読了した思い出もある。

▼知識を使いこなす独学システムを提案しており、① 戦略、② インプット、③ 抽象化・構造化、④ ストックの4つのモジュールからなるシステムと考える必要があるとしている。詳細は読んで頂くことだが、重要なのは「覚えること」を目指さないことと言い切っている。あらゆる知識はフリーアクセス可能なインターネット上にある世界に生きているのだ。知ることが時代遅れになりつつある時代における学びの在り方を共有しようとある。

▼山口 周氏は、電通、BCGなどで戦略策定、文化政策、組織開発等に従事し、著書に『ニュータイプの時代』『ビジネスの未来』『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』などがある。「学ぶ」上で最も大切なこととは、過去の経験から学びを得て成長し続けたり、状況の変化に対応したり、さまざまな価値観や考え方を取り入れたりする能力学習機敏性(ラーニングアジリティ)と言う。もう少し深く調べる必要がありそうだ。

2024/10/05