小売業、サービス業を牽引する革新が溢れる・・・

Zabar’s

米国小売業を見学する上で、行きたいところはニューヨークになると思う。経営トップや幹部、それに幹部候補生は定期的にニューヨークを見ておいて欲しい。大統領が誰かとの政治的な事を別にして、経済や文化、芸術や音楽、スポーツにエンターテインメントなどの面で圧倒的にリードしているのが米国になる。そのダイナミズムを感じることが大事になるのだ。小売業、サービス業も世界を牽引するイノベーションが溢れている。

▼ハドソン川とイースト川に挟まれたマンハッタンは強くて厚い岩盤の上にあるエリアだ。幅約4km、長さ約20kmの面積は東京の山手線内の内側の面積ほどだが、ここに約160万人が住む。強くて厚い岩盤が高層建築を可能にし、20世紀前半から摩天楼が建築された。天を摩するかと思われるような高層建築物群は、今や伝統美となっている。世界の名だたる企業のオフィスや金融街があるため、昼間人口はさらに増えることになる。

Citarella

▼ニューヨーク都市圏になるが、シェア1位小売業はShopRite、115店舗あり16.9%のシェア。ボランタリーチェーンなので運営企業によっての店舗レベルがあるが、ニュージャージーのモリスタウンには出色の旗艦店舗がある。2位はStop & Shop。152店舗14.0%。オランダのロイヤルアホールド・デレーズ傘下の企業だ。3位がCostco。34店舗で11.6%のシェア。マンハッタンには大繁盛店が1店舗だけある。

Fairway

▼4位がWalmartで、60店舗で10.4%のシェア。マンハッタンには出店できないので、ロングアイランドやニュージャージー州の郊外にスーパーセンターとサムズクラブを展開する。5位以下は5%台以下のシェアになる。このシェア5位以下の店が面白いのだ。ポジショニング競争を展開、それぞれのユニークな特長、表現を学びたいのである。Whole Foods Market、Trader Joe’s、Wegmans、Aldi、Stew Leonard‘sなどなどを。

2024/10/13