「ネクスト戦略ワークショップ」を拝聴して・・・

JMR生活総合研究所(代表取締役社長 松田久一氏)が「ネクスト戦略ワークショップ」を開催した。この研究所は、マーケティングコンサルティングの分野で豊富な経験を持つメンバーを基に創業、主にメーカーのマーケティング・戦略経営のアドバイスを提供してきた会社で、消費分析にもとづくマーケティング専門コンサルティング社になる。実務家のために開放している情報サイトは、マーケティング業界有数のボリューム、内容の充実したものだ。

▼2004年から毎年「消費社会白書」を発刊続けており、22冊目になる「消費社会白書2025」を発刊する記念のワークショップになる。そのセッション1では、明るい見通しを伺うことが出来た。高いインフレ予想による収入の代替効果、上場企業を中心とする賃上げ、そして清貧世代の予想生涯所得の増加という要因で、バブル崩壊から長い間低迷していた消費が収入増加の裏付けがある本格的な回復へと向かっているとあったのだ。

▼急な増税や不適切な金利政策、緊縮財政などなければ、新たな価値経済のステージへと転換するとの予測だ。「消費社会白書2025」を読むのが楽しみになった。同時に、日本を揺るがしている「雪崩現象」に関する論文も頂いた。自民党の総裁選、都知事選、元兵庫県知事がSNSで多くの支持を獲得している不思議さを例にして、この不思議とも思える現象を解説している。ネットで結ばれた、年代を超える社会集団が引き起こした雪崩現象になる。

▼論文は、不思議現象の共通するのは、① マスコミの論調を牽引する世論とは「逆」、「反対」の動きをすること。② 不思議な現象は、SNSなどのネットで引き起こされている。③ 情報の共有スピードがマスコミより圧倒的に早い。④ 集団が現象を生み出す主体であるということだ。そして、不思議な雪崩現象が起こるメカニズムを解明し数式モデルまで掲載している。JMR生活総合研究所の情報サイトで公開済みだ。是非、一読頂きたい。

2024/11/10