Walmart、また過去最高収益を更新・・・②

Walmartが、25年1月期決算で通期の売上高が過去最高を記録した。第4四半期のネットスーパーを含めEコマース売上高は、前年同期から20%の増加となっている。11四半期連続して二桁成長となっており、熱狂状態に近い動きだ。顧客化する富裕層がサブスクリプションの「Walmart +」に加入しEC事業を押し上げたことになる。その上マーケットプレイスも全体成長を後押ししたのが特徴的な動きだ。

▼国内広告代理店事業部「Walmart Connect」を含むグローバル広告事業の年間売上も前年比で27%増、44億ドル(約6,600億円)のビジネスに成長している。マーケットプレイス出店者の広告出稿が50%増と成長していることで、米国内でも24%も伸びている。決算発表時に「people-led, technology-powered omni-channel retailer through their mobile devices」との表現もある。モバイル・デバイスを通じてのビジネスを強調している。

▼「サムズクラブ」は、売上高902億3800万ドル(4.7%増)、営業利益は24億0400万ドル(9.7%増)。既存店売上高は5.9%増だった。EC販売は24%増、会費収入は13%増と好調だ。そしてWalmartの25年1月31日現在の店舗数は、国内5,205店(ウォルマートSuperCenter3559店、DiscountStore355店、NeighborhoodMarket671店、小型店20店、サムズクラブ 600店)、国外が5566店の10,771店舗となった。国内店舗数は1年前に比べて10店舗も減少させている。

▼「ウォルマートインターナショナル」の売上高は、1218億8500万ドルで6.3%増、営業利益は55億0100万ドルで12.1%増。EC販売は4%増、広告収入は10%増加した。中国、メキシコの「Walmex」とカナダの「Walmart Canada」が業績をけん引している。またインドのEC最大手「Flipkart」(2018年5月、ウォルマートが160億ドルで買収)が第4四半期に実施した大規模セール「The Big Billion Days」が売上げを押し上げた。

2025/02/26