商品の価値や選ばれた背景を紐解く取り組み・・・

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス 株式会社ドン・キホーテ  4月8日 広報より

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は今月8日、今回が初開催となる「ドンキ ヒット商品大賞2025」の結果を発表した。この賞は、24年1月から25年1月までの期間中、ドン・キホーテ各店舗で販売された商品の中から、部門別にベスト5を選出している。販売点数や話題性に加え、国内外のお客さまや従業員の声をもとに、部門別のランキング形式でヒット商品を選出・紹介する企画だ。5つの部門から計25商品が選ばれた。

▼表彰は、「ドンキで売れまくり部門」「海外のお客さま爆買い部門」「ドンキ Z世代の従業員に人気部門」「SNSバズり部門」「マジボイス いいよ!部門」の5部門で構成されている。業界誌のインタビューに答えてPPIHの代表取締役専務執行役員の鈴木康介氏は、「今回の表彰は、単に売れた商品を挙げるのではなく、それぞれの商品の価値や選ばれた背景を紐解く取り組みだ」と説明している。

▼選ばれた背景を紐解く取り組みとのコメントに意味を感じる。各部門で第1位に輝いた商品を見てみたい。最も売れた商品を表彰する「ドンキで売れまくり部門」では、『サントリーウイスキー角瓶 700ml』が選ばれた。宅飲み需要に支えられたこと、中国・東南アジアからの観光客を中心としたインバウンド需要が追い風となった。「海外のお客さま爆買い部門」は、森永製菓の『ベイククリーミーチーズ(10粒入)』。森永製菓とドン・キホーテのコラボ商品で年間322万点を売り上げたという。YouTubeや中国のSNSで話題を呼び、訪日観光客のお土産として定着しているとあり、TVのニュース番組でも取り上げられていた。

▼「ドンキ Z世代の従業員に人気部門」は、グループ会社のカネ美食品の『福にぎり ツナマヨネーズ』、「SNSバズり部門」は、PB商品「情熱価格」の『秒でどこでも TKG!? 卵かけ風ご飯のたれ』。卵なしでも卵かけご飯の味わいが楽しめる商品で、常温保存が可能な点も評価を受けた。TikTokでの紹介動画では、約2カ月で1100万回以上再生されている。最後に、「マジボイス いいよ!部門」だが、電子マネーアプリ「majica」内のコンテンツ「マジボイス」に寄せられた「いいよ!」の評価をもとに選出されるもので、「情熱価格」の『焼き芋』が第1位であった。どれもインバウンド需要やSNSでの反響がランキングに大きな影響を与えたようだ。PPIHは、今後の商品開発や売場づくりに活用するのであろう。売場を見る楽しみが、また増えたように思える。

2025/04/13