Walmartと提携するドローン宅配スタートアップの「Zipline」は、テキサス州ダラス近郊のWalmart・Super Centerメスキート店からの空輸を始めたことを発表した。公開された動画を見ると店舗近くの空き地にプラットフォームが設置されている。このハブ空港はドッキングステーションの支柱がつく大掛かりなものだ。「プラットフォーム2」と呼ばれるドッキングステーションは、ドローン本機のワイヤレス充電が行えるようになっている。
▼プラットフォーム2は5つの回転翼をもち、10マイル(約16㎞)の配達を約10分で完了する次世代ドローン「Platform2:P2 Zip」だ。P2ジップは300フィート(90m)上空を飛行することで地上からはプロペラ音がほとんど聞こえない空輸スタイルのもので、目的地に到着すると300フィートから降下せずその場でホバリングしながら腹部を開けて、完全自律型の格納機「Droid」が降ろされる。
▼P2ジップと細いロープで結ばれたDroidが降下し正しい場所に着地する。着地後にはドロイドの腹部が開いて配達品を置いていくのだ。Droidにはプロペラが付き、風が強い日でも自律的にコントロールしながらバックヤードやパティオのテーブル、家の前の階段などの狭いスペースでも正確に届けることが可能となるのが特徴。空中で停止した本機から子機が現れて地上に降下し、着陸すると子機の腹部から配達品が出てくる仕掛けとなる。
▼平日は午前10時~午後8時、週末は午前8時~午後8時の注文に対応する。手数料はいまのところ無料だ。テキサス州のフォートワース近郊にある店舗でも建設が行われ、この工事費用は75万ドルにもなっているようだ。プラットファーム2の工事面積も5,000平方フィート(140坪)と広い。Amazonのプライムエアとのサービス合戦が本格化するようだが、Ziplineの評価は高いようだ。
2025/04/15
