万博会場の「未来型実験店舗」・・・

「大阪・関西万博」が開幕した。国内、海外から多数のパビリオンが出店されている中に、「未来型店舗」として、実験店舗を出店する企業もあるようだ。代表的なのが「セブン-イレブン・ジャパン」と「あきんどスシロー」と業界誌がレポートしている。セブンイレブンは「2030年」、スシローは「2050年」を見据えた店舗だとの広報がある。新たな顧客体験を実験的に提供しているらしく、小売店舗の未来を体験する試みに興味を引かれる。

▼セブンイレブンは、大阪・関西万博会場に「西ゲート店」と「ウォータープラザ店」の2店舗出店している。開幕に先駆け4月2日に西ゲート店がメディア向けに紹介されたのだが、その時の様子がレポートされていた。万博会場を訪問する予定は無いのだが、未来を見据えた実験店舗があると聞くと急に気になりだした。レポートによると一般的な店舗ではまだ導入されていない、新しい試みが同店舗では実施されているという。

▼まず目を引くのが、レジ上の巨大サイネージ。さながらファストフード店のような飲食商品類の「できたて」提供のメニュー展開がされている。「お店で焼いたみたらし団子/餡団子」や「お店で焼いた鯛焼き」などの和菓子や「北海道産ミルクのソフトクリーム」など幅広い。しかも、「SIPストア」に実験導入していたディスプレー端末を設置して省人化、効率化も追求している。店内で調理し、混雑状況にもよるが、最も時間のかかるピザ類でも約2分で提供可能とある。

▼「できたてに勝る価値はない。常においしい商品が買える」ことを目指しているようで、30年にはセブンイレブン独自のファストフード併設店舗が、当たり前になるかもしれない。また、店内では、車輪がついた移動型アバターロボットが徘徊し、困っている来店客に話しかけている。エリアマネジャーの店舗視察にも、このロボットで代替することも検討しているという。最終的にどうなるかは別として、挑戦することで検証し、結果に繋げたいのであろう。万博会場での実証実験をすることで、実導入の試金石にしたい考えのようだ。

2025/04/20