新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。旧年中は、食品スーパー業界の発展と地域の暮らしを支える取り組みに、日々ご尽力くださった皆さまに心より御礼申し上げます。私たちの仕事は、どのような環境下でも「食」を途切れさせないこと、そしてお客様の日常を守り続けることにあります。2025年を経て、その使命の重さと誇りを改めて感じながら、2026年のスタートを迎えました。

昨年は、値上げの常態化、原材料・エネルギー・物流費の上昇、そして人手不足と賃金上昇が同時に進み、経営の舵取りはこれまで以上に難易度を増しました。主食である米の価格高騰は、家計だけでなく売場づくりや販促、惣菜・関連購買にまで影響を及ぼし、「値頃」と「納得感」をどう両立するかが大きなテーマとなりました。また、物流の制約が現実味を帯びる中で、荷待ち・荷役削減や標準化、共同化の動きも加速し、業界全体で課題を共有し改善を積み上げる姿勢が一段と重要になっています。

一方で、競争地図は大きく変化し、異業態の食品強化や再編、デジタル活用の進展により、食品スーパーはこれまで以上に「何で選ばれるか」を問われています。だからこそ私たちは、食品スーパーならではの価値――生鮮の品質、惣菜の提案力、食卓を支える編集力、地域に根差した信頼――を、さらに磨き上げていく必要があります。価格だけではなく、暮らしの中での“便利さ”や“おいしさ”や“安心”を、日々の売場と運用で積み重ねることが、今年の勝ち筋になるはずです。

2026年も、簡単な一年にはならないでしょう。しかし、現場の工夫と本部の支援、取引先・物流・生産の皆さまとの連携が重なれば、課題は必ず前進の力に変わります。互いに学び合い、知恵を持ち寄り、地域の食と暮らしを守るために、一歩ずつ確かな改善を積み上げてまいりましょう。

本年が皆さまにとって実り多き一年となりますよう、また、業界がより強く、よりしなやかに発展していきますよう心より祈念申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2026/01/01