全国スーパーマーケット協会は「第60回スーパーマーケット・トレードショー(SMTS)2026」を2月18〜20日の3日間、幕張メッセ全館で開催する。1964年の第1回から数えて60回目の節目で、食品・日用品メーカー、卸、資材、店舗開発、情報サービス、官公庁・自治体まで幅広い業種が集うBtoB商談展示会として、バイヤーの新規取引開拓と最新トレンド収集の場となってきた。
▼今回は物価高・人手不足に加え、ディスカウントストアやドラッグストア等の異業種参入で競争が厳しい中、展示会への期待も大きい。出展は2157社・団体、3689小間(2025年11月1日現在)を予定し、目玉の「地方・地域産品」ゾーンだけで都道府県ブース含め1400社超が出展、同時開催展も合わせ47都道府県の名産品に触れられる。海外勢も17カ国・102社/団体・140小間を予定する。
▼会場は1〜8ホールに「生鮮」「加工食品」「菓子・スイーツ」「飲料・酒類」「冷凍」「設備・資材」「店舗開発・販促」各ゾーンとデリカテッセン・トレードショー(DTS)、9〜11ホールに「地方・地域産品」ゾーンと「こだわり食品フェア」を配置。特に注目は、需要拡大を背景に「冷凍」ゾーンを常設ゾーンへ昇格させ規模拡大した点で、出展申込は前回比27.7%増。あわせて「ご当地冷凍食品」集中展示や「ご当地冷凍食品大賞」受賞商品の紹介等で、新たな冷凍商材の発掘を後押しする。
▼60回記念の特別展示「SMTS60回の歴史と未来展」では、セルフサービス黎明期からの60年の歩みや、当時の貴重な機器展示なども行う。セミナーステージでは、合同開会式後の会長講演(「第二次流通革新〜新インフレ・新参入・新価格体系」)のほか、経済見通しや消費トレンドなど実務テーマも用意。さらに「Future Store “NOW”」のセミナー、改善活動成果発表大会(9社が発表予定)、新物効法を踏まえた物流最前線セミナーなど、経営・現場改善に直結する学びの場を厚くする。
▼同時開催のDTS2026では「お弁当・お惣菜大賞2026」(1万5489件エントリー)を実施し、弁当部門に健康長寿賞を新設。受賞商品の展示・表彰に加え、一部はフードコートで喫食機会も設ける。店内調理提案として「食べくらべ体験STAND」も開設し、今回はコメ高騰を背景にパスタ3種を実演する。加えて、ジェトロによる海外バイヤー個別商談会(18名来場予定)や、出展者・商品検索システム(2025年12月12日公開)で商談効率化も図る。
なお協会は、60回を契機に2027年から年2回開催(2月・7月)へ移行する方針。7月は生鮮3品と惣菜を中心に「SMTSフレッシュソリューション」として展開し、2月は生鮮以外食品と設備・資材、店舗開発・販促、情報サービスや省人化など運営ソリューションを強化して、経営・管理部門の来場促進を狙う。
2026/01/27
