業界誌『ダイヤモンド・チェーンストア』誌(ダイヤモンド・リテイルメディア社)恒例の「STORE OF THE YEAR」、2025年の1月から12月までに開業やリニューアルした店舗、商業集積、専門店・新業態の中で、今後の店舗開発に影響を与える新しいコンセプトを基準にして、ダイヤモンド・チェーンストア誌の読者、小売業関係者、有識者などの投票により総合順位を決める「STORE OF THE YEAR 2026」の入賞28店舗・施設が「Diamond Chain store Online」上で発表された。
▼『店舗部門』の1位、「スーパーマーケットバロー横浜下永谷店」になる。この店舗、開店直後から業界の話題を集めており、何度かこの欄でも紹介させて頂いた。これまで、中部・関西を中心に店舗網を拡大してきた企業の関東進出であったので、業界内外から大きな注目を浴び、開店日以降は大盛況であった。バローが、近年推し進めている「デスティネーション・ストア戦略」で、専門店のような生鮮部門の売場展開が高い評価を得たようだ。なお、4位にも「バロー香里園店」がランクインしており、上位5店舗に2店舗のランクインを果たした。
▼2位が、「ヨークベニマル西ノ内店」。大型商業施設「ヨークパーク」に出店した、ヨークベニマル最大スペースの店舗で、惣菜部門のMD進化に注目が集まっていた。3位、「トライアル西友花小金井店」で、5位が「ヤオコー杉並桃井店」であった。他にも「ロピアムサシ新潟店」(8位)、この店舗は、アークランズのフランチャイズ店舗として出店したもの。トライアルHDの小型フォーマット「TRIAL GO西荻窪駅北店」も10位にランクインしている。話題を呼んだ注目店舗の上位入賞である。
▼昨年は、厳しい競争に勝ち抜く施策を追求した挑戦的な店舗が多く誕生した年であった。これらを見ると、顧客の商業施設・店舗への期待が変わり始めている事を実感する。なお、『商業集積部門』の1位は、ヨークベニマルが開業した大型商業施設「ヨークパーク」、2位、JR東日本がJR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ」駅周辺を開発して開業した新街区「TAKANAWAGATEWAY CITY」と、そのエリア内でルミネが手掛けた商業施設「ニュウマン高輪」。『専門店・新業態部門』の1位は、ライフコーポレーションの「ビオラルうめきた店」、2位がトライアルカンパニーの「RIALT西友三軒茶屋店」で、低価格アパレルPBへの挑戦が評価されている。
これらの詳細を知るのに、雑誌発売の15日が待ち遠しい。
2026/03/11
